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good for one's ~美容と健康の情報ブログ~

しばらくはテレビで放送された美容と健康情報のまとめ記事を中心に更新していきます。

認知症 ともに新しい時代へ「第2回 “脳若返り”の秘策!?おトナリさんとの認知症予防」

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番組名:
認知症 ともに新しい時代へ
第2回 “脳若返り”の秘策!?おトナリさんとの認知症予防

放送日:2017/3/30

放送局:NHK総合

 

www.nhk.or.jp

 

  認知症、まだ30代前半のnakatico自身にはほとんど無関係ですが、同居している親はもう60歳を超えているので全く無関係ではありません。

 親が認知症になって介護しないといけないのは、良くある話ではありますが、やっぱりつねに将来につきまとう不安材料ですね。

 親にはなんとか認知症にならずに元気でいてもらいたい。

 

 そしてできればnakaticoの代りにいつまでも働いてもらいたい!(・∀・)

 

 …親をいつまで酷使するんだって話ですよね。でも、やっぱり家にいてずっとテレビなんかをみていると一気に認知症が進むなんて話を聞きます。やっぱりコミュニケーションをとること、社会と関わりを持つことは頭を使うので、認知症予防には最適なんですよね。

 実際に働いていると、コミュニケーションもとらないといけないし、頭も使うので、認知症にはこれ以上ない予防になると思うんです!

 

 …いや、そこまでいうなら、お前が働けって話ですよね、ハイ。(^^ゞ

 

 実際、自分の認知症予防を真剣に考えた方がいいのかもしれない…(^_^;)

 

 

 認知症の種類

 

 まず、認知症とは一口に言いますが、その中には様々な種類の症状があります。日本では、アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体病が『三大認知症』と言われています。まずこの三大認知症について簡単にまとめてみました。

 

アルツハイマー

 認知機能低下、人格の変化を主な症状とする認知症の一種であり、認知症の60-70%を占める。

 症状は進行する認知障害(記憶障害、見当識障害、学習障害、注意障害、視空間認知障害や問題解決能力の障害など)であり、生活に支障が出てくる。重症度が増し、高度になると摂食や着替え、意思疎通などもできなくなり最終的には寝たきりになる。階段状に進行する(すなわち、ある時点を境にはっきりと症状が悪化する)脳血管性認知症と異なり、徐々に進行する点が特徴的。症状経過の途中で、被害妄想や幻覚(とくに幻視)が出現する場合もある。暴言・暴力・徘徊・不潔行為などの問題行動(いわゆるBPSD)が見られることもあり、介護上大きな困難を伴うため、医療機関受診の最大の契機となる。

アルツハイマー病 - Wikipedia

脳血管性認知症

 多くは突然発症し、脳梗塞脳出血など脳の血管に異常が起きた結果、認知症になるものである。脳に何らかの障害が残った状態、後遺症として進行し、障害された部位によって症状は異なるので、麻痺や感覚障害など神経症状を含め、障害された機能と障害されていない機能が混在する。

脳血管性認知症 - Wikipedia

レビー小体型認知症

 1995年の第1回国際ワークショップで提案された新しい変性性認知症のひとつである。日本の小阪憲司らが提唱したびまん性レビー小体病を基本としている。進行性の認知機能障害に加えて、幻視症状とパーキンソン症候群を示す変性性認知症である。

 DLB患者は、運動のスロー化、手足の震え、幻視、睡眠障害、失神、バランス失調、転倒などを経験する。覚醒状態は日々変化し、はっきりしているときもあれば、短期記憶が失われている日もある。65歳以下が罹患することはまれである。

 アルツハイマー認知症(AD)と同様、DLBに根治方法はないが、理学療法などで症状を改善することはできる。長く治療薬がなかったが、2014年、ドネペジルが進行抑制作用を認められ、世界初の適応薬として認可された。

レビー小体型認知症 - Wikipedia

 

 アルツハイマー病は65歳を過ぎてから発症する病気ですが、その原因物質であるアミロイドβたんぱくは発症の20~30年前、40代から脳内にたまりはじめるので、その時期から予防をはじめたらいいんじゃないかと、鳥取大学の浦上教授はおっしゃっていました。(・∀・)

 

 まあ、普通は無理ですけどね…(^_^;)

 

認知症予防の町~鳥取県鳥取県琴浦町の取組み~

 鳥取県琴浦町で行われている認知症予防の取組みが今、世界で注目されているそうです。

 琴浦町の取組みは大きく分けると3つ、『早期発見』『サークル活動』そして『栄養管理』です。

 

取組みその1『早期発見』

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 認知症予防のために町が無料で開いている『ひらめきはつらつ教室』では、タッチパネル式のコンピュータを使って頭の健康チェックを実施しているそうです。

 

 時間の認識や言葉の記憶などの質問を通してわずか数分で認知症予防群のおそれがあるかどうか判別することができます。

 琴浦町ではこの検査を介護認定されていないお年寄り全員に受けてもらおうと地域を巡回。2年に一度はチェックするのが目標です。

 町では認知症を町の最重要課題と考え、部局を超えた認知症対策委員会を設置。

 早期発見によって認知機能の低下が疑われた人を町ぐるみでフォローしています。

 認知症は、一旦発症すると進行を遅らせることはできても、現在の医療では治すことはできません。

 しかし軽度認知障害(MCI)といわれる認知症予備軍の状態では、運動や頭を刺激するなどの対策をとることで、認知症機能を維持していくことも可能なのです。

 

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 通常、認知症予備軍の人が何も対策をしなければ、3年後には認知症になる可能性が高いそうです。しかし、予防教室の参加者は機能を維持、改善しているのだそうです。

 タッチパネル式のコンピュータを使うことで、本来であれば認知症の専門家が一人一人診察しなければいけないところを、自分一人でやれる。まず診断できなければ治療もできないということなんでしょうね。 

 

取組みその2『サークル活動』

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 琴浦町が12年前から高齢者を対象に行っている大規模な生活調査では、親しい友人がいると答えた人で「もの忘れ症状」があると答えた人は、いない人と比べて半分程度だったそうです。

 

 そこで琴浦町高齢者サークルでは必ず一人暮らしや閉じこもりがちだった人メンバーに加えて作られ、元気なお年寄りがフォローが必要なお年寄りを支える仕組みがあるそうです。

 琴浦町にはこうしたサークルが各地に90あり、その参加者は琴浦町高齢者全体の6分の1にあたるとのこと。

 

取組みその3『栄養管理』

 糖尿病や高血圧は、認知症リスクを高めると指摘されています。

 琴浦町では、高齢者の栄養状態をしっかり管理し、糖尿病や高血圧の対策だけでなく、認知症の予防に努めているそうです。

 

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 歳を重ねると味覚も敏感になって、味付けもどんどん濃くなっていく。これでは悪循環なので、薄味でも愉しめるような食事メニューを紹介するのはすばらしいですね。

 

世界で注目される琴浦町の取組み

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  琴浦町では13年間認知症の予防に力を入れたことで、全国的には高齢化率の上昇に伴って右肩上がりの介護保険の認定率も右肩下がりになっているんだそうです。

 

 高齢化率が34%と、高齢化が進む地域でこの数値は単純にすごいですね。

 ただこれは、タブレットを使って認知症の診断ができるから予防が進んだわけではなくて、実際に軽度認知障害と診断された人の受け皿が地域全体にある。町全体で認知症予防対策を色々しているからなんでしょうね。

 

"昔話"で認知症予防~愛知県北名古屋市の取組み~

 

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 昔の記憶を呼び起こし、脳を刺激する『回想法』という認知症予防法があるそうです。

 長年、回想法の効果を研究してきた国立長寿医療研究センターで行った脳の血流測定する実験では、最近の話よりも、昔話で会話が弾んでいる方が、脳の血流が大きく増加したそうです。

 

 北名古屋市では、この回想法を地域に広めるために、『いきいき隊』を設立。

 メンバーは65歳以上のお年寄りおよそ600人。皆さんが回想法を教えるためのトレーニングを受けていて、地域の公民館などに出向いて回想法を教えています。

 なつかしい品々を使っていきいき隊がお年寄りの記憶を刺激していきます。

 いきいき隊の取組みをはじめて14年。

 回想法が広まるだけでなくいきいき隊に入りたいというお年寄りたちも増えていきます。

 北名古屋市では、お年寄りがお年寄りを支える町になったのです。

 

 脳の血流の違いは、最近の話と昔の話をしているときとでは、使っている脳の部分が違うって事なんでしょうね。

 何時間、何日の単位で、記憶が格納されている場所が違うって何かのテレビで観た気がしますが、詳細は忘れたので、ここでは割愛します。

 お年寄りとなると、こう言っては何ですが、未来より過去の方がたくさん持っているわけですから、話すことには困らない。しかも過去の話をした方が認知症予防に良いとくれば、これを取り入れないてはないですね。(・∀・)

  回想法は懐かしい映像や、昔お気に入りの音楽でも効果があるとのこと。HNKアーカイブスで回想法の特集を組んでいるので、回想法に利用してくださいとのことでした。

 

www.nhk.or.jp

 

 まあ、宣伝ですね。( ̄∇ ̄)

 

運動+αで認知症予防!?~愛知県大府市の取組み~

 

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 運動しながら計算やしりとりなど頭を使うことを行うと、認知症予防に効果があることが、またまた国立長寿医療研究センターの研究でわかったそうです。

 センターではお年寄り150人に脳を使いながら運動するプログラムを1年間続けてもらった結果、運動をしない人と比べて記憶力テストの点数の向上がみられたとのこと。

 

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 運動+脳トレってことですね。これはもう研究するまでもなくシロウトでも効果があることはわかります。

 

 でも、だからといって続くかどうかはまた別の話ですね。( ̄∇ ̄)

 

 人間誰でも、"緊急"なことはすぐにやる。できる。でも"重要"なことは今すぐやらなくてもいいことがほとんどなので後回しにしてしまうことが多いんですね。

 運動も然り。良いとはわかっていても、今日絶対にやらなければならないなんてことは、スポーツ選手でもなければまずないんで、認知症予防として取り入れるのであれば動機付けが必要です。例えばサークル活動の一環としてやる。仲間づくりの一環としてやる必要があると思います。

 とすると、町ぐるみでの認知症予防に取り組んでいるところはやっぱり強いですね。

 

"認知症予防"の大調査~石川県七尾市の取組み~

 

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 石川県七尾市は、『なかじまプロジェクト』という高齢者の生活習慣と認知症の関係を明らかにする大規模な疫学研究が行われたそうです。

 この調査には2500人もの住民が参加。これほど大規模な調査は世界でも数例しか前例がないそうです。

 この調査の中で、緑茶が認知症の予防に効果がある可能性がわかったそうです。

 上のグラフのとおり、緑茶を毎日飲む習慣をある人は、飲む習慣がない人に比べて、認知機能の低下が3分の1に抑えられています。

 これは緑茶に含まれる『カテキン』などのポリフェノールは、アルツハイマー病の原因となるアミロイドβたんぱくが固まるのを減らす効果があるためで、金沢大学の山田教授は、それをヒントに20種類以上のポリフェノール認知症予防効果を調べた所、『レモンバーム』『ローズマリー』に多く含まれる『ロスマリン酸』が高いアミロイドβたんぱくの分解効果を示したそうです。

 

 レモンバームローズマリーも共にハーブの一種なので、お茶なんかにするのがやっぱり一般的ですね。ただ、ハーブ自体が日本では一般的ではないというところが問題ですね。

 

 このロスマリン酸を利用した新薬の臨床試験も進んでいるらしいので、将来アルツハイマー病の予防、進行を防ぐような夢の新薬が生まれるかもしれません。

 

おトナリさんとの認知症予防について

 

 番組で取り上げられた認知症予防について箇条書きでまとめてみると、

 

  • 体と頭を使う活動をする。
  • 会話をする。外に出て積極的にコミュニケーションをとる。
  • 糖尿病や高血圧にならないよう食生活をあらためる。
  • 緑茶などで積極的にポリフェノールをとる。

 

 といったところでしょうか?

 

 こうやって並べてみると、さすが世界から注目されているだけあって、鳥取県琴浦町の取組みは実に理想的ですね。

 ただ、これは琴浦町が官民一体となって町ぐるみで予防対策をしているからこそであって、すぐさまこのレベルでどこでも予防を行うというのは難しいでしょうね。

 でも、これからの日本はどうやっても今以上の高齢化社会になっていくので、それに比例して認知症予防の社会的価値も大きくなっていくんだと思います。

認知症予防は一人ではできない』なんてスローガンをもとに、小さなサークルでもいいので複数人で認知症予防をする。その仕組みを地域でつくる。社会でつくっていく必要がありそうです。そういった意味で琴浦町が良い"モデルケース"になればと思います。(^_^)

 

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