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good for one's ~美容と健康の情報ブログ~

しばらくはテレビで放送された美容と健康情報のまとめ記事を中心に更新していきます。

美と若さの新常識~カラダのヒミツ~「スリムボディの近道 “舌”に注目!」

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番組名:
 美と若さの新常識~カラダのヒミツ~
 スリムボディの近道 “舌”に注目!

放送日:2017年4月20日

放送局:BSプレミアム

 

www4.nhk.or.jp

 

 

おいしさの中に危険な味あり

 

 番組では、まず冒頭にこんな問題が出題されました。

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「A」のメニューは、

  • ミートボールスパゲッティ
  • チーズフライ
  • エクレア
  • オレンジジュース

  そして「B」は、Aの料理のすべてをミキサーにかけて、フリーズドライにしたものです。

 

 うえぇ~、マズそう~…(=w=;;)

 

 でも、両者はまったく同じ材料で、全く同じカロリー。だからダイエット効果に差なんてないハズ。…なのですが、なんとダイエットに断然向いているのは、断然「A」らしいです。

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 その差は、食べた時のエネルギー消費量の違い。

 Aの方は、食後15分で一気に消費量が高くなっています。食べた栄養をとり込もうと、体がエンジン全開になったのです。

 Bは食べてもエネルギー消費量は変わりません。

 入るカロリーは同じでも、使うカロリーに差があれば、当然、ダイエット効果は違います。

 その差は、およそ5.5キロカロリー

 さらに、慶應義塾大学の伊藤教授はフリップを使って、その原因を説明してくれました。

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 内蔵の中に味覚センサーがある。

 ですから当然、(食べ物が)入ってきたら胃がありますね。それから十二指腸があって、そして小腸、そして大腸。

 こういう所を通っていく中で、味覚センサーがあるので、食べ物が通る時にONになる。

 彼らも同じようなセンサーを持っていて、喜んでいるんですね。

 喜べば喜ぶほど、代謝がオンになってそのスイッチが入ることで、体重も痩せてくれる事がある。という、そういう事なんだと思います。

 

 じゃあ、nakaticoもオイシイものを食べて、マズイものは食べないようにするよ!(・∀・)

 

 …って、さすがにそんな簡単な話じゃないですよね? そもそも「A」と「B」の差は5.5キロカロリーと、わずかなものですし…(-_-)

 

 もちろん、「どんなものを出されても、黙っておいしく頂きましょう。」とかいう類の、精神論的なものでもありません(多分)!(・∀・)

 

 では、毎日おいしく食事を頂いているのに、どうして太ってしまうのか?

 

 そこには何と、いくらおいしくても、太りやすい危険な味があるんだそうです。

 国立国際医療研究センターの松下博士の行った、「二十歳の時と比べ、5kg以上太った人たちの味の好みについて行った調査」では、

  • こってり味
  • 甘い味
  • しょっぱい味
  • すっぱい味

 の4種類の味の中で、太りやすい味は

 1位:こってり味
 2位:甘い味

 で、特にこってり味が好きと答えた人は、嫌いと答えた人に比べて、体重が5kg以上増加するリスクが、およそ1.5倍近くも高かったそうです。

 ちなみに、「しょっぱい味」と「すっぱい味」は体重増加に関係がみられなかったのだといいます。

 この「こってり味」と「甘い味」が、何で太りやすいのかというと、そこには『報酬系』という脳のシステムが関係しているんだそうです。

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 おいしいものを食べると、脳の報酬系と呼ばれるシステムが活性化します。

 その中心となっているのが、腹側被蓋野ドーパミンと呼ばれる快楽物質を作ります。

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 ドーパミンはやがて他の場所に運ばれ、もっと食べたいという欲求が起こります。

 ただし同じようにおいしいと感じても、味によりドーパミン分泌量が異なります。

 この報酬系を活性化させるのが「こってり味」と「甘い味」なんだそうです。

 しかも「こってり味」、つまり動物性脂肪を食べつづけると、脳の細胞に負担がかかりすぎて、細胞自体が自分の生命を絶つ「細胞の自殺」が起こるのだと、琉球大学の益崎教授は番組で語っています。

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 脳の中で特に細胞死が起こりやすいのは、この場所「視床下部」です。

 ここは食欲をコントロールする場所です。

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 アクセル役が摂食中枢。ここが働けばもっと食べようという行動を起こし、ブレーキ役の満腹中枢が働けば、もう十分と言う事で食べるのを止めます。

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 ここで細胞死が起こった場合、食欲のブレーキの働きがダメージを受けるためではないかと、益崎さんは考えています。

 その理由は、実験で高脂肪の餌を与えたマウスのグループの食べる量が、増え続けたからなんだそうです。

益崎教授

「もっと脂を、もっと脂をという動物性脂肪をさらに好む。食行動の変化につながっているんですね。依存傾向に陥ると脳が満足できない。それによって、健康障害につながっていく。」

  実際、「高脂肪は、栄養世界の麻薬である」と言われているそうで、その依存度は、アルコールやタバコよりも高いんだとか。

 糖質中毒、依存症という言葉は聞いたことがあって、nakaticoも最近はなるべく糖質を抑えるように気をつけているんですが、まさか脂質にも依存症があるとは思ってもみませんでしたね。(^_^;)

 

 最近、「飽和脂肪酸」についてはちょっと詳しくなってきましたが、「不飽和脂肪酸」についてはまだまだ勉強不足で、本当に何が良くて何が悪いのかまだまだわかっていません。

 "アブラ"については、まだまだ色々な説が錯綜しているイメージがあるので、そのうちに情報を整理して、記事にできたら良いなと思います。(^_^)

 

危険でない味の正体 それは"うま味"!

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 画像は、さまざまな味を赤ちゃんに食べさせたときの表情です。

  • すっぱい味は:しかめっ面。
  • 苦い味:泣きそうな顔。
  • 甘い味:穏やかな顔。
  • うま味:満面の笑み。

 と、それぞれ全く表情が違います。

 特にうま味の満面の笑みは、本当に良い表情ですね。(^_^)

 ホント、フォトショじゃないかと疑いたくなるほどです。( ̄∇ ̄)

 

 赤ちゃんが、なんで「うま味」に反応してこんなに喜ぶのかというと、うま味成分のひとつであるグルタミン酸は母乳に含まれるアミノ酸の中でも、特別多く含まれて、人間が本能的においしいと感じる味だからなんだそうです。

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 人間の味覚は、5つの要素分けることができて、これを”基本五味"といいます。

 基本五味は、

  • 塩味
  • 苦味
  • 酸味
  • 甘味
  • うま味

 で、つまり"うま味"というのは、人間の持つ最も基本的な味覚要素のひとつということになります。

 もちろん、他の味覚にもちゃんとした存在意義があります。例えば"苦味"ですが、食べたものが毒を持っているかどうか見分けるために必要不可欠です。

 子供が苦い野菜、例えばピーマンなんかを食べられないというのは、この味覚が正常に本能が働いているからなんですよね。大人になれば、ピーマンに毒がないことを知っているので、その苦味を楽しむこともできますが、子供にはまだその判断はできません。

 なので、子供がピーマンを食べられなくても、大目に見てあげて下さいね。(^_^)

 

 さて、それでは本題のうま味成分ですが、主に知られているのは、3つの物質になります。

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  この3つとも、日本人が見つけた物質であるというのはすごいですね。(^_^)

 そしてこの"うま味"が、ダイエットの強い味方になることが、イギリスのサセックス大学が行った実験でわかったそうです。

 サセックス大学が行った実験は、対象を「A」「B」2つのグループに分けます。

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「A」が飲むスープには、うま味を入れ、「B」のスープには入れません。

 両方のグループは、スープを飲んだ45分後に食事をとってもらいます。

 すると、その食事の量に違いが出たのです。

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  おいしい、うま味の入ったスープを飲んだ人たちは、408キロカロリーで満足したのに対し、うま味を入っていないスープを飲んだ人は、446キロカロリー食べていました。

 その差は、38キロカロリー

 こってり味や、甘い味が食事量を増やすのに対し、このうま味物質は全くの逆。

 満足感を高め、量を減らしたのです。

 

 日本食は、究極の健康食だと最近よく言われていますが、こういう所にもその一端が隠れていたんですね。本当に日本食は末恐ろしい食文化ですよ。( ̄∇ ̄)

 

キケンな味からは脱出できる

  おいしく食べる量を減らして満足できる。良いことずくめに聞こえる「うま味」ですが、日頃から「こってり味」「甘い味」などの、いわゆる"濃い味"ばかり食べていると、舌が鈍感になって、「うま味」をうまく感じることができなくなってしまうようです。

 現代では、濃い味じゃないとわからない味がわからない、"味覚障害"の方が4人に1人にいるそうです。

 しかし、そんな"味覚障害"になってしまった人も、日ごとの食生活を改善することで、「うま味」を感じる自然本来の舌に戻すことができるそうです。

 琉球大学の益崎教授は番組でこうおっしゃっていました。

 いわゆる動物性脂肪、脂っぽい食事が「ガンマオリザノール」を食べることで、健康的な和食嗜好に変わるという事ですね。

「ガンマオリザノール」は、『玄米』に含まれる成分で、高脂肪の餌によるストレスで、マウスの細胞は死んでしまいましたが、一緒に「ガンマオリザノール」を与えると、細胞死が起きにくくなったそうです。

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 さらに『玄米』を食べれば脂を食べたいという欲求が減り、味覚が変わるそうです。

「ガンマオリザノール」玄米の他に、「糠」にも含まれていますが、お手軽なのはやっぱり玄米ですね。

 自然本来の味覚は、「ガンマオリザノール」をとり続けることによって、1週間ほどで戻るそうですが、逆に鈍い味覚にも1週間でもどってしまうそうなので、やっぱり日頃の食生活には注意ですね。

 

 また番組では、ドライマウスの症状を、「うま味」の力を使うことで、およそ3か月で健康な舌に戻せることを紹介していました。

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 これは昆布だしでつくった「うま味ドリンク」で、このドリンクを口にしたあとすぐに飲み込まずに、30秒間口に含んでから飲み込むようにすると、唾液が出て症状が和らぐそうです。

 唾液には傷を治す成分が含まれており、口の中の環境も守ってくれています。

 今回番組の取材に協力された大山さんは、家のあちこちにこの「うま味ドリンク」を置き、また外出用も準備して、いつで飲めるようにしているんだそうです。

 

うま味ドリンクの作り方:

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 唾液の中には傷を治す成分が入っており、動物は傷をなめて治します。昔は人間も傷にツバをつけて治してましたね。唾液には口の中の環境を整える力もあるので、ドライマウスの方や、味覚が弱まっている方は、こちらも是非とも試して頂きたいです。

 

番組を観た感想

 いや~、今回も良いことずくめでしたね。( ̄∇ ̄)

 しかも「うま味」は、アミノ酸グルタミン酸と、核酸イノシン酸グアニル酸を組み合わせることによって、大体7倍~8倍に強化できるそうです。まあ単なる"合わせだし"のことなんですが、改めて、日本人は昔から良いもの食ってたなと思いました。

 また、個人での導入はまず無理なので、今回記事からは省きましたが、番組では「味覚センサー」の紹介もしていました。

「味覚センサー」は現在食品会社の商品開発にすでになくてはならない機械になっているらしく、番組でもまったく関係の食材を組み合わせて、特定の味を生み出す実践をしていましたが(牛乳+たくあん=コーンスープなど)、シャトレーゼではすでにこうやって大幅にカロリーオフしたスイーツを販売しているそうです。

 もしご興味があれば、一度シャトレーゼに行ってみるのがいいかもしれませんね。
 (^_^)

 

『うま味』に関する商品:

うま味倍倍 健康レシピ

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味の素 うま味だし・ハイミー 65g

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